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先日せんじつ、私わたしは一人ひとりで古都ことを訪おとずれました。一人旅ひとりたびは気楽きらくで好すきなのですが、時折ときおり、心こころに募つのる寂さびしさを感かんじることもあります。特とくに夕暮ゆうぐれ時どき、美うつくしい寺院じいんの前まえで、他ほかの観光客かんこうきゃくが笑顔えがおで写真しゃしんを撮とり合あっているのを見みると、「私わたしも誰だれかと分わかち合あいたいな」と思おもいました。

そんな時とき、背後はいごから突然とつぜん「もし良よかったら、お写真しゃしんお撮とりしましょうか?」と優やさしい声こえがしました。振ふり向むくと、そこにいたのは私わたしと同おなじくらいの年としの女性じょせいでした。彼女かのじょも一人旅ひとりたびで、私わたしの寂さびしそうな様子ようすに気付きづいて声こえをかけてくれたのです。

私わたしたちはその後ご、近ちかくのカフェで旅たびの話はなしで盛もり上あがりました。たった数時間すうじかんの出会であいでしたが、その日ひから私わたしの旅たびは一変いっぺんしました。見知みしらぬ土地とちでの一期一会いちごいちえ、それこそが旅たびの醍醐味だいごみだと改あらためて感かんじたのです。

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