文章支援 TTS 朗讀
去年の秋、友人から引っ越し祝いにプチトマトの鉢植えをもらった。実は、私はそれまで植物を育てるのが苦手だった。水をやり忘れて枯らしてしまうことが何度もあったからだ。
しかし、せっかくの贈り物なので、今回は頑張って育ててみようと決めた。毎日仕事に行く前にベランダに出て、土の様子を見て水をやるようにした。すると、最初は小さかった苗が、少しずつ大きくなっていった。数か月後、黄色い花が咲き、やがて小さな緑色の実がなった。それが赤く変わった日、収穫して食べてみると、いつもスーパーで買うものよりずっと甘く感じられた。
植物の世話は毎日続ける必要があり、忙しい時は面倒に思うこともある。しかし、手間をかけるからこそ、成長していく姿を見たときの喜びは大きい。ベランダの小さな緑は、私に毎日の生活を楽しむ余裕を教えてくれた。次はハーブでも育ててみようかと、今から楽しみにしている。

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